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2017年9月の2件の記事

2017.09.28

「本牧」と云う街【横浜市】

「横浜市電保存館」で当時の「路線図」や「歴史展示コーナー」を眺めていてボンヤリと思った・・・そう云えば「本牧」って地区がここから近いなぁと。

確か昭和の終わりの頃に一度だけ「マイカル本牧」へ行った記憶が有る。
バブル全盛期のその当時はショッピングセンターを中核として映画館や高級ブランド店、レストランが有り、その周辺に立派なマンションが建つ「未来の街」ってイメージを持った。

その後、バブルも崩壊し、ニチイが破綻し・・・な噂は聞いている。今でも住民が普通に暮らしている街をこうやってネガティブな情報で興味本位に訪問は失礼な話だけど一度ちゃんと見ておきたいと。

根岸駅からバスに乗って「和田山口」バス停へ・・・バス停名はもう少しなんとかならないのかなぁ?

「マイカル本牧」の「1番街」は開業当初は「本牧サティ」で今は「イオン本牧」に。隣の「3番街」は駐車場棟、「1番街」からデッキを挟んだ5番街は「ベイタウン本牧5番街」、その隣に「6番街」・・・あれぇもう少し多かったイメージ有るなぁと調べたら10番街迄有ったが今は取り壊しとかと。

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改めて先程の市電保存館で撮影した路線図や地図を確認。
「マイカル本牧」の有った場所は戦後米軍が接収していて1982年に返還されその7年後に「マイカル本牧」がオープンと。地区として横浜市の再開発事業の一環だったんだね。

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それ以前は路面電車が通り、市電廃止後に市営地下鉄の計画が有ったと。確か関内駅は分岐する構造だったよなぁ。

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現在のバス路線図を見ても「本牧」は多くの経路が通り交通需要は多そうだ。都内でも玉電が廃止され新玉川線がその地下に通った様に市電廃止後の代替交通機関として廃止前の計画では市営地下鉄が通る予定だったんだなぁ。

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が、何故か建設されず「市営地下鉄」では無く「横浜環状鉄道」が「みなといらい線」の延伸として2000年の答申に載り、2016年の答申でも計画として計上されている。

それとは別にLRTを走らせようと云う計画も2000年くらいから持ち上がっているらしい。

・・・でも、現状はほぼ「陸の孤島」状態。

適当にネットで調べた情報を年表風に列記。

  • 1911年 横浜市電本牧線開業(?)
  • 1966年 横浜市交通事業の設置等に関する条例(地下鉄計画)
  • 1972年 市電全廃
  • 1976年 横浜市営地下鉄開業
  • 1982年 本牧米軍接収地返還
  • 1989年 マイカル本牧オープン
  • 1991年 バブル崩壊
  • 2000年 運輸省答申18号に横浜環状鉄道が載る
  • 2004年 「横浜に LRT を走らせる会」がNPO登録
  • 2008年 イトーヨーカドー本牧店開店
  • 2011年 本牧サティがイオン本牧店に改称
  • 2016年 国交省答申198号に横浜環状鉄道が載る
  • 2016年 イトーヨーカドー本牧店閉店

「計画」は市電廃止前から有れど一向に進まず市電廃止から45年、路線バスが生活の足の街です。しかしイトーヨーカドーは何で出店したんだ?この会社の店舗運営能力にはここ数年疑問を持っている。

で、実際にイオン店内をぷらぷらして、根岸駅方面にバス停3つくらい街を歩いてみた。

イオンの店内は開店から30年弱、古さが目立つのは仕方がないか。天井が低く感じるし、1Fのレジの辺りなんかごちゃごちゃした感じ。

バス通り挟んだ「ベイタウン本牧5番街」、3Fの大きなダイソーが印象に残った・・・開業当初の華やかさが皆無だけど生活する人からすれば悪くないのかなぁ?

通りの名前もお洒落なんだけど日曜の夕方にしては人通りが少ない。

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バス通りを歩くと左手に今年の6月に出来た「ラ・オハナ 横浜本牧店」ってすかいらーくグループのハワイアンダイニングが。これはお洒落だなぁ。

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道路も歩道もそこそこ広く根岸方向に向かって右側はバス通り沿いにマンション、その裏手には戸建てが列び高級感が有る。

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暫く先の右手には「オーケーストア」も有り飲食店もチェーン店では有るけどそこそこ多く日常生活するには過ごしやすそうな印象。

帰宅してネットで検索したら中古マンションも築30年くらいの3LDKでも3,500万円超えていて実際の取引価格は不明だけどσ(^^)の住むさいたま市北部より数段高い。

・・・でもなぁ。やはり「交通」がなぁ。
バスも桜木町を経由して横浜駅まで行くバスが10分間隔で通っているし、桜木町止まりとか桜木町経由の保土ヶ谷行きとか含めれば多数有るようだ。東京通勤は厳しいかも知れないが元町や県庁辺りならバスで1本みたいなので悪くないかも知れない。だけどラッシュ時は大変だろうなぁ。やっぱり地下鉄が欲しいよなぁ、なぁ。

この日も根岸駅へ戻る際にバス停直前で立て続けにバスが行ってしまい20分近く次のバスを待つ事に。バスはこれが有るからねぇ。

「未来の街」の夢は消えたけど「生活の街」、それも渋滞しない昼間に移動するには未だ理想の街の1つな気がする。せめてLRTが実現するといいね。

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横浜市電保存館【根岸】

彼岸の墓参りを午前中に終え、切符は「休日おでかけパス」だし何処へ行こうか思案。
で、思いついたのが「横浜市電保存館」、「鉄分」はだいぶ薄くなったけど前から気になっていたので。

京浜東北線の根岸駅へ。京浜東北線の横浜以南の正式名称は根岸線と云うそうなのでどんな駅かと期待して下りてみる・・・「ふ~む、線路が一つの結界になっているんだなぁ」が第一印象。海側は工場地帯、反対側はマンション群、線路を挟んで見事に景色が違う。

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改札も1つだけ、駅前の路線バスで「横浜市電保存館」へ。

着いたそこはバスの営業所脇で、市営住宅の1Fが「保存館」になっている。あぁ、たぶん昔はここが市電車庫だったんだなぁと想像。

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入館料は300円と出ていたが路線バスをICカードで乗車して来ると200円になると。携帯を渡して読取機で確認される。

館内はそれほど広くはないが7両の保存車両が並んでいる。柱がちょっと邪魔だが上階の住宅を考えたらしょうがない。

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入館料の安さから判る通りにそれ程大きな施設では無いが、昭和58年に現在の位置で開業し今年の1月にリニューアルしたと。
なので館内はきれいだし、鉄道博物館@大宮の様な混雑もなくのんびりと見学ができた。
日曜の午後に来たけど館内に入る客は30人程度かな?

イベントで「花電車」の飾り付けをちょうどやっていて一番奥の無蓋貨車は凝った感じ。時間になるとLEDランプ点灯と。

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奥の方が「歴史展示コーナー」、横浜市の発展の歴史と路面電車の歴史。「ブラタモリ」で見た通りに開港前は神奈川宿が中心で、その後埋め立てて今の県庁とかの辺りが発展していったんだなぁ。

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さっき下り立った根岸駅の辺りも当時は海岸線で工場は埋立地だったんだね。

「横浜市電」自体には乗った記憶も無く思い入れはそれほどないけどそれなりに楽しめた。

【横浜市電保存館】
住所:横浜市磯子区滝頭3-1-53
電話:045-754-8505
時間:9:30~17:00
休み:月曜
料金:300円
URL:http://www.shiden.yokohama/

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